なんか世界遺産って好きなんですよね。
いろんな国の世界遺産を見てみたいです。
みなさんは好きですか?
世界遺産を見ながら
どんな歴史や文化、宗教、戦い、災害
があったんだろうと考えたりするのが
好きです。
(実際にはそこに存在しないものだと
思ってはいるのだけど)
今年、一年で1番お世話になった人を
思い出してお礼を伝えましょうが
昨日の開運アクションだったのだけど
もちろん、たくさんの人にお世話になって
正直、この人かな?!と思うのは
10人も思いつかなかったかもしれない。
今年は学校に入学したり
新しい生活が始まった一年ではあったのだけど
やっぱり1番お世話になったのは
『あの街』だと思う。
以前の日記にも書いたのだけど
新宿二丁目がまだまだ今みたいに
活気もなく、ひっそりやっていた頃。
誰にも言えず、おかまは石を投げられた頃。
もちろん、自分が街に来た頃(20年前)
ほぼそんなことはなくて
今よりは閉鎖的ではあったけど
昔に比べたら自由だった。
横のつながりや縦のつながりが大事な
時代だった。
ノンケの参入やSNSのおかげで
お客様の数は増えて
徐々にオカマが商業化していった。
昔のひっそりと身を隠すように
生きていた時代はもう見る影もない。
ゲイ同士からも稼ぐようになり
(必要以上の稼ぎ)
古き良き新宿二丁目の文化的なものは
風化しつつあるように感じている。
それは良い悪いではなく
そういう時代に突入したというだけのこと。
ただ、忘れちゃいけないのは
今の街があるのは
ずーーーっと、ひっそり耐えて来た
人たちがいたから、ということ。
自分も若い頃にお店をはじめて
天下をとったような気がしていて
(今思えば死ぬほど恥ずかしいのだけど)
過去を支えてくれた人たちの
ことなど考えたこともなかった。
ONE PIECEの
ニコ・ロビンの戦闘シーンで
敵『いつまでもこんな枯れた都市を
かばい続ける気ですか?』
ロビン
「あなたには先人の足跡を尊ぶ気持ちが
全くない様ね」
敵
『わたしは過去にこだわらない質(タチ)
なのだ』
ロビン
「愚か者は極(き)まってそう言うわ」
私は愚か者でした。
人は大抵、ある程度、土俵の上で
生活しています。
全てを1から始めた人なんて現代に
おいて99.9999999999%いない。
社会に属し、すでにあるものの中で
仕事なり生活をしている。
みなさん。
考えてみてください。
今のあなたの仕事。生活に。
どれだけの人の歴史があると思いますか?
シンキングタイム。
ちゃんと考えてください。
どれだけ人が考えて
どれだけの物が動いて
どれだけの時間をかけて
今の形になってると思いますか?
では飲食店について考えてみましょうかね。
それでは縄文時代にタイムスリップ
しましょう。
ビュン!!
スタッ(着地音)
これから想像力のないあなたたちに
説明していきます。
見渡す限りの荒野に
遠くに山々が見えます。
人々は川の近くに住居を構えて
狩りをしてきた動物を調理して
個々の家族で暮らしていました。
当時は家族が今の家族単位ではなく
村単位だったと思います(推測)
そういった村がどんどん
増えていきました。
中には
狩が得意な村
農耕が得意な村。
洋服作りが得意な村。
その村同士でものを
交換するようになりました。
肉と米
洋服と米
といったように物物交換です。
ある日、思いつきました。
ものを並べといて
人がきたらいつでも
交換できる状態にしたら
いいじゃないかと。
肉を並べておきました。
日に当たって腐りやすくなって
しまうので屋根をつけました。
風が当たらないようにしました。
その後、
その場で食べられたら便利ではないかと
思うようになりました。
というように、少しずつ
ないものから工夫を繰り返して
今では、ボタンひとつで食べ物が
届く時代になりました。
でも、みんなは生まれた瞬間から
飲食店をみてきたので
それが『あたりまえ』だと思っています。
当たり前だと思っているものは
すべていろんな人たちの思考や努力の
結晶であることを忘れてはいけません。
過去にすがりつけってことではなくて
先人を尊ぶ気持ちが大事だと
ふと、昨日思ったので書いてみました。
もしかしたらいつか
新宿二丁目の文化みたいなのは
なくなる日がきてしまうかもしれないけど。
みんながまだ飲み続けたりするとして
20年後に、今あるお店のどれだけが
あるのだろう。
みんなが青春を過ごしたお店はどれだけ
あるのだろうと。
道に迷ったり困ったり
なんか相談したい時とか疲れた時に
ふと、思い出して寄れるような場所が
みなさんにとってあるといいなと
思っています。
さて、今年最後の日記でした。
先人に感謝しつつ、自分の新しい道を
歩んでいきましょうぅぅぅー!!
それでは2023年もよろしくお願いします!
ちゃお!