ゲイスピダイアリー

怪しくないです。

【エゴイスト-ゲイスピダイアリー-vol.68】

202332日)

 

映画エゴイストのネタバレあり

映画エゴイストのネタバレあり

映画エゴイストのネタバレあり

長いです

 

『エゴイズム』=利己主義。利己的な考え。

 

利己とは、自分の利益だけを中心に考え、他人立場などを考えないで行動するさま。

 

先日、映画『エゴイスト』を観てきました。 試写会も誘っていただいていたのだけど

日程が合わず。

 

ここから下は個人的な感想ですので

ご了承ください。

おこらないでね!文句言わないでね!笑

 

 

とても素敵な映画だったと思います。

鈴木亮平がすごかった。

相手役の子もすごかったけど。

みんなすごかった。

 

カメラワークで酔っちゃったみたいな

人もいたみたいだけど

わしは大丈夫でした。

 

映画は基本的にいちばん後ろで観たい派

だから大丈夫だったのかも。

 

結論から言うと

 

あんなに幸せなことはない。

カップルの理想像だと思いました。

 

お互いが幸せだったらそれで

よかったと思います。

周りからはパパ活じゃねーかよって

思われるかもしれないけど

そんなのあんたたちに関係ないでしょってね。

 

鈴木亮平があれで

家族からお金を借りたとかだと

話は変わってくるのだけども。

 

ああいう関係でありたいか

 

って言うと話は別だけど

瞬間的に恋に落ちて、愛を語ってる人たち

よりはいいんでないかなっていうね。

 

いろんな愛がある中のひとつの

愛の形であったと思う。

 

あれがわしの思う『普通』の愛で

あると思っています。

 

理想的でありながら普通となると

めちゃめちゃ矛盾が生じるのだけども。

 

わしにとっての『愛』の基準値が

みんなが思ってるよりやや高い。

(良い悪いではない)

 

エゴイストを見て

わしには恋愛は無理だなと思ってしまった。

 

あれがデフォルトの恋愛(愛)だと

思ってしまっている自分にとっては

 

自分にとっても難しいし

相手にとってもハードルが高い。

 

もっとフランクな

恋愛ごっこならできるのだろうけど。

 

映画に関しては良くも悪くも

表現が直接的でわかりやすかった。

 

ちあきなおみを歌うシーンは

みんな???ってなったと思うのだけど

 

ああいう『オカマ心』というのが

実はみんなの中にあるって表現をしたかったのか、実際に作者があんな感じだったのか

制作側がとにかくやらせたかったのか。笑

 

おそらく、わかんないけど

エゴイストを書いた本人の描写を

少し入れたかったんじゃないかという推察。

 

あのシーンをみて

俳優さんって大変だなと思いました。笑

 

エゴイストをみて

『死』についても考えました。

 

彼がもっと長生きしてたらどうなって

たのだろう。

 

ゆじこを思い出したり。。

 

東北沖地震の時に4月から東京で

就職が決まっていた子がいて

宮城から3月頭に東京に引っ越してきました。

 

新しい東京生活。

ワクワクドキドキ。

 

だっただろうと思います。

 

311日 

地震が起きました。

 

彼の家族はご両親とお姉さん

だった記憶なのだけど

被害に遭ってしまい全員

亡くなってしまいました。

 

彼はその一週間後

自ら命を断ちました。

 

自殺はよくないと

生きてればきっといいことがあると

 

初めて、「そんな綺麗事ないよ」と思っても

仕方ないと思ってしまいました。

 

映画を観ていて、あの後きっと

お母さんも亡くなって

鈴木亮平はどうするんだろうって。

 

作者はその後も生きてたわけだから

自殺はしなかったのだろうけど。

 

まあ彼には仲良い友人たちもいたし

なんとか乗り越えたんでしょうね。

 

愛とは。

なんでしょうか。 

 

愛とは永遠である。

 

常に変化し続け

人によって表現も変わる。

 

恋愛は人それぞれだし

他人に迷惑をかけず(大事)

自分たちが良ければそれでいいと思う。

 

めっちゃ好き!

めっちゃ愛してるって

 

また三日?

先週あんなに好きって言ってたのに、、、

 

よくわかんないけど

誰かに取られたくない

手に入れるまでは追いかけたい

 

それを愛だと勘違いしている。

 

人生において『真実』の恋愛なんて

一回でも経験できたら最高だと思う。

 

さっきも書いたけど

もし、彼が長生きしてたら

どうなってたかもわからない。

 

親子関係ですら難しい愛を。

赤の他人と共有するなんて。

 

それでは本題です。

 

タイトルは『エゴイスト』。

日本語に訳すとしたら「ひとりよがり」

 

ですかね。

 

こっからは完全に主観で書きます。

ひどいわーひどいわーーって、

あんたは困ったことないから 

困った人の気持ちなんてわかんないのよ!

 

って思う方もいるかもしれませんが

 

あんた、わしの何を知ってるん?ってね。

 

さていきます。

 

この物語(実話なのかな?)で

誰が1番のエゴイストでしょうか。

 

鈴木亮平(こうすけ)

それなりに稼ぎもあって

タワマンらしき家に住み

忙しいもののお金には困らず。

通い始めたパーソナルトレーナーと

恋に落ち、相手が金銭的に

困ってると知り、自分のできなかった

母親の介護を金銭的にも精神的にも

パートナーと母親のために尽くす。

 

氷魚(りゅうた)

高校を中退して、ひとり身の

母親のためにウリセンと仕事を

続け、生活費を稼ぐ。

彼氏からの援助を受けて

ウリセンをやめて、激務でありながらも

母親に説明できる仕事に就くことで

喜びを感じている。

 

母親(りゅうたの母)

身体も悪く旦那には女を作って

でていかれ、息子の稼ぎで暮らす。

息子にも先立たれ、孤独になるところだったが

鈴木亮平の援助をうけて

前に進もうとするが癌がみつかり

余命も残り少ない。

 

ってな感じかね。

 

誰が1番エゴイストですかね。

 

まず、自分の感覚ならなんだけど

 

高校中退させて息子に稼いでもらった

お金受け取れるか。が一つ。

 

彼氏に月々20万円援助するって

言われて、それを受け取れるか。

 

(このお金の部分も解釈?が分かれてて

最初は20万円払うと言ってたけど

二人の間でそんなに金額が大きいのは

嫌だからりゅうたが昼も夜も働いて

10万円の金額にしたのか

りゅうたが亡くなった後は、10万円の

援助にしたのかなと。この辺りは

説明があったのかもだけどわかりづらかった

ですね)

 

って思ってたらセリフの問題で

月20万じゃなくて

月に10万ってことみたいでした笑

日本語って難しいね。笑

 

母親が息子からのお金を何年も

受け取れたように

息子も彼氏からのお金を受け取れた。

 

ただ、ウリセンをやってた子から

話を聞くと

わりと抵抗なくお金を受け取れる

らしく、わしにはちょっと

わからない感覚だった。

(みんながみんなじゃないと思うけど)

 

たしかに母親がもし一人で

身体も悪く金銭的に困っていたら

わしも彼と同じように働いて

お金を渡したであろうと思ったけど

タクシーの運転手とかでも

普通に家族ひとりを養えるぐらい

稼げないのかな、、と思ってしまった。

(免許もってるみたいだったし)

(治療費がすごかったのかもだけど)

 

母親は感覚がするどく

二人の関係性を見抜き

理解ある母親であった。

いい母親でよかった。

 

ただ、散々息子に世話になっといて

否定するって選択肢はあり得ない

とは思うのだけど。笑

 

旦那に逃げられ病気を患い

生活に困窮していた。

 

りゅうたが勝手にしたこととはいえ

高校生で学校をやめて働くお金で

生活をする。

 

その後、息子も亡くしてしまう。

 

旦那が家に女を連れ込んだり 

女作ってでていったという話で

旦那はもちろんクズなのだけど

 

自分には一切非がなかったのだろうか。

私(母親)が悪かったのかもとか考えない

のだろうか。

 

個人的には

母親がエゴイストすぎて

感謝してます。ありがとうって

いえばとりあえずお金には困らない

んだったら誰でもそうする。

 

冒頭に書いた

 

利己とは、自分の利益だけを中心に考え、他人立場などを考えないで行動するさま。

 

が、当てはまるような感じだった。

 

ビックマムのマザーを思い出しました。

ONE PIECEより)

 

みんな博愛みたいな感じだったけど

それがエゴイスティックだったって話ですかね。

 

ちょっと気になったなのは

出だしのブランドに身を固めて

実家に帰るときに

 

ふるさとが苦手でみたいな感じだった

と思うんだけど

 

鈴木亮平のセリフで

 

『故郷の田舎』って言うシーンがあって

 

なんか???ってなってしまって

その後、ちらほら表現がなんか

日本語として変じゃない?っていうのが

あって、内容が頭に入りづらく

なってしまった部分が少々あったような

感じがしました。

 

田舎を強調したかったとかだったら

まあわかるんだけど

 

「育った田舎」で全然通じるから。

 

なんでそういう表現だったのかいろいろ

聞きたいことはありました。

 

総評して

いい映画だったと思います!

 

演技も素晴らしかったし

愛とはなにかと考えさせられる内容でも

あったし。

 

愛にはいろんな表現があって

 

お金だったり

時間だったり

気持ちだったり

セックスだったり

 

でも人間は弱い生き物だから

おら!自分をみろよ!!

 

って人、なかなかいないよね。

 

何かで補おうとする。

 

おら!自分をみろよ!(自信家)

 

は、大体、バカでアホだけど

 

バカと天才は紙一重っていうし

ほんとにこれはよくいったんもで

 

ほんとに紙一重なんだよな。笑

 

あなたはあなたらしく

それでいいじゃない。

 

好きになった相手が

男性だろうが女性だろうが

どうだっていいってね。

 

理想はそうなんだけどね。

ほんとにそれでいいのかっていう

のもありますけどね。

 

わしはほんとに最近わからなく

なってしまった。

 

社会の風潮や考え方に

どうしても人は影響されてしまうから。

 

理解ある風な考え方が

本当に正しいのか。

 

弱者は助けるべきだ。

 

実際にそうだと思うし

理想的ではあるんだけど

 

助けることがほんとに正しいことなのか

同性愛を認めることがほんとに正しい

ことなのか。

 

これは多分、一生の課題では

あると思うのだけど。

 

エゴイストでいえば

結果、りゅうたは亡くなってしまった

わけだし。

 

亡くなることも

悪いことではないと思うのだけど。

考えたらキリがないけど

 

世の中に甘えたくない自分というのは

ある気がします。

もちろん甘えまくってるんだけどね笑

 

めちゃくちゃ長くなりましたが

読んでくれてありがとうございました。

 

意見たくさんあるかと思いますが

受け付けてません。笑

 

今度もしこういう意見あるよーーって

人いたらぜひ聞かせてください。

 

インタビューで

 

ゲイ役をやられてどうでしたか?

って質問に

 

自分たち(役者)が

ゲイではない前提で質問する感じが

どうなのか考えないといけないという

感じの話があって

 

深いなぁぁ〜と思いました。

 

 

あ、、、今、自分のことしか考えて

ないかも。。

あ、、、今自分のことしか考えて

なかったかも、、、?

 

私、、エゴイストかも、、?

 

って、時々考えたいですね。

 

 

ちなみにですけど

わしは過激派エゴイストです。

 

 

さよなら