先日、Twitterを開いていたら
「こういうやつらを日本に入れるな」
ってツイートが
リツイートされてて
新幹線の中でご飯を炊いてる
外国人を晒していた。
ほんとに『シュッ！』と
スクロールした瞬間にみただけなので
詳細も誰がツイートしてリツイートしたのかも
全く見えなかった。
その時、わしが思ったのは
へー、新幹線の中の電力で
ご飯炊けるんだーってのと
ご飯炊いちゃいけないルールなんて
あるのかーと思ったのと
（マナー的なことはあるんだろうけど）
なんかそんなくだらないことで
いきりたって
鬼の首とったようにツイートして
もっと人生に楽しいことないのかなーと
哀れみの心まで芽生えてしまった。
あと、あんた盗撮だよってね。
幼少期に日本では
人に迷惑をかけないようにしましょうと
育てられて
インドでは
自分も人に迷惑をかけることがあるから
人のミスは赦してあげましょうと
育てられるそうな。
どちらも正しいように思う。
世の中に完璧な人なんておらず
まともな人なんて
一万人に1人いるかいないかで
逆に『まとも』がマイノリティすぎて
変な人だと言われてしまう。
みんなわしのこと変な人だと
思ってるでしょ？
それはわしがまともだからです。笑
なんてな。
けれどバカな人ほど
自分が正しいと思い込み
他者を批判する。
まさに裸の王様だ。
そして本人たちは裸であることに
気づいてない。
よっ！あっぱれ！
わしが今まで出会ってきた
『まともな人』は
自分の意見を持ちつつ
他者も受け入れるスタンスである
人たちだったように思う。
そして何よりも
感情的にならない。
それでも38年生きてきて
出会ったのは１０人くらいか。
若い頃にすごいと思っていた人たちも
大人になるにつれて
あーずるい大人だったんだなとか
ろくでもない大人だったんだなとか
思うことも多々あった。
だから今遊んでるすきぴの若い子達が
大人になって成長して
いつか
あいつ（私）ろくでもなかったなと
思われるのが怖くて怖くて仕方がない笑
すでに思ってる人もたくさんいるだろうけど
自分の中での
『この人（子）たちだけには
そう思われたくない』
って言う人たちだけでも
そばにいてくれればひとまず
安心な部分がある。
自分が18の頃に
あの街に繰り出し始めて
出会った人は数知れず。
その時代にお世話になったひとは
割とたくさんいて
もうほとんどの人が亡くなってしまった。
すごいお世話になった人が
お金横領してたりして
最終的に困って
何百万か貸して返ってこないことも
あったけど
それも今では大事な思い出ですね。
その中に本当にお世話になった人がいた。
今日（7/10)が誕生日。
もう亡くなってしまったのだけど
ほんとに良くしてもらった。
毎年、7/10になると
彼とよく一緒に行った新宿のご飯屋さんで
ご飯を食べる。
今年で何年目だろう。
そこは彼の元彼がやってる
居酒屋さんで1人でも行きやすい。
松任谷由美が大好きで
その人に教えてもらった曲が
ほんとにたくさんある。
加藤登紀子の『檸檬』という
歌も好きでこの季節になると
聴きたくなる。
その亡くなった彼と
居酒屋の店長さんは
別れたあとも仲良くて
癌で入院した（一回目）
51日間だったか
毎日お見舞いにきてくれたと
よく聞いたものだった。
居酒屋さんの店長は
なんとなく自分と感覚が似ている
ような気がしていて
全然優しそうじゃないのに
そう言う部分があったりする。
そして彼が亡くなって
夏の終わりの頃に店長さんが
たまたま飲みにきてくれて
彼の思い出話を語りあった。
そして檸檬を歌うと
そう言えばこの歌もよく歌ってたねと
言われて
『こんなに楽しくなかった夏は
はじめてだったよ』
と言った。
胸が熱くなって涙が込み上げたけど
誰より悲しんでる人の前で
泣くわけにはいかないと思った。
2人は30年ぐらいの
仲だったのだと思う。
今年もその居酒屋さんに行って
ご飯を食べて彼のことを
ゆっくり思い出そうと思う。
その居酒屋さんは
2店舗から3店舗に増えて
ほんとにすごいと思う。
そのお店がなければ
こんな風に行って彼を思い出せる
場所もない。
もちろんお墓はあるのだけど
彼との思い出はそこにはない。
今日の開運フードは
鶏肉料理
たまねぎ
パンケーキ
ちょっと鶏肉の炭火焼きがあった
ような気がするから
それでも食べますかね。
Mさんを偲んで
