ゲイスピダイアリー

怪しくないです。

【10万円のTシャツ-ゲイスピダイアリー-vol.120】

 

人生は選択の繰り返しである。

 

選ぶことはもちろんなのだけど

選ばれることも必要である。

 

お店を経営していると

数ある中から選んできてくれて

ほんとにありがたいことだと思う。

 

仲良くなってしまうと

どこか、きてもらうのが当たり前のような

気持ちになってしまって

 

それはそれで楽な居心地の良さで

あるとは思うのだけど

 

やはり失礼のないように

さらにお客さんが喜んでくれるような

ことをしたい(あくまで希望)とは

思っているけど身体がついていかない。笑

 

お店を選んでもらった上に

たくさんお金を使ってもらおうなんて

ごうつくの極みと思うのだけど

 

それはそれで商売だから

きっと致し方ないことなのだろう。

 

もちろん生活もあるので

使ってもらえたら嬉しいとは思うけれど

それは二の次で

まずお店に来てもらって

選んでもらったことに

とてつもなく感謝したい。(している)

 

やはり営業が行きすぎると

不快な思いをする人もきっといるのだろう

と思う。

 

さて

あなたはTシャツを買いました。

一枚10万円です。

 

どんな時に着ますか?

どんな風に洗濯しますか?

 

特別なデートの時に着ますか?

大事な場面で着ますか?

 

他のものと分けて

高級洗剤をつけて洗濯ネットに

入れて洗いますか?

 

クリーニングに出しますか?

 

人は悲しいかな

お金に価値を見出してしまいます。

 

10万円のTシャツはきっとすごい。

100万円のTシャツはめっちゃすごい。

 

しかし

 

ただでもらった10万円のTシャツや

100万円のTシャツは

価値があることは理解できるのだけど

 

自分で払ったものではないため

自分が払って購入したものに比べて

大事に物を扱わなくなってしまいます。

 

もちろんそれは

物に限らず情報も。

 

だから、気軽によく占ってほしいとか

開運フードを教えて欲しいとか

 

言われることがあって

別に構わないのだけど

(わしは徳を積むことになるし)

 

こっちはいろんなエネルギーを使って

調べたにも関わらず

それを無料で伝えてると

 

結局、その人にとっては

 

『無料の情報』でしかない。

 

そうなると結局、

こっちがかけた労力に対しての

価値は相手にとってはなくて

 

こちらとしては苛立ちを

覚えてしまうときがある。

 

もちろん相手にとっても無駄な

情報になる。

 

百万円支払って

 

ラッキーカラーが赤だと言われれば

 

絶対、赤をとりいれようって

気になるものではないだろうか。

 

わしはご飯屋さんとかをみていて

最近はインバウンディー(インバウンド)

もすごくて海外の人が

多いだろうと思うのだけど

 

わしがもしご飯屋さんやってたら

一生懸命作ったものを

味のわかる人に食べてもらいたいと

思ってしまう。

 

だから良いお店になればなるほど

予約が取れないとか

紹介じゃないと取れないとかっていうのは

 

ある程度お客さんをえらぶため

 

あの人の紹介なら

きっと味のわかる人だろうと。

 

いちげんさんお断り。

うちも一応、ほんのり紹介制なので

すごい変な人は時々しかこない。

 

それは来てくれてる人が

紹介してくれる人が

きっと素敵な人ばかりだからだろうと思う。

 

お客様がお店を選び

お店側もお客さまをえらぶ

 

ただ、過度に選びすぎてしまうと 

波風が強くなってしまうので

気をつけねばと思いました。

 

自分で苦労して手に入れた物や情報は

きっと大切にします。

 

逆に楽に手にいれられるものは

自分の身になりません。

 

楽して稼ぎたい気持ちもわかるけれど

稼いでる人たちは

ある程度努力して、勉強して

頭を使ってることを忘れないでほしいです。

 

親の七光りももちろんいるけど

それはきっと一握り。

 

それも運が良いと思う人も

いるかと思うけど

それはそれでかわいそうな人生だったりも

するんだろうなと思いました。

 

 

隣の芝生は青いですね。

 

 

隣の芝生のことは気にしないで

自分の芝生を青くしましょう!